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モリオンの産地は数多くあれど希少な存在。その中でチベット産モリオンはさらに希少
モリオンといえば中国産やブラジル産が多く流通しており、知名度も高いパワーストーンです。もちろん人気もありますね。
どこか特定の場所だからのみ産出する希少石、というわけではありませんが、産地はどうであれば産出量はとても少ないので希少石になります。
当店はロシア産モリオンを仕入れていますが、チベット産モリオンを仕入れるチャンスが訪れると必ず仕入れます。なぜならそう簡単に手に入らないからです。
岩石をガリガリ削って発見されるチベット産モリオン
それぞれの産地で具体的にどのような方法で採掘しているか完璧に把握しているわけではありませんが、チベット産モリオンの採掘は印象深いものがありました。
大きくて地味な岩石をガリガリドドドッと削っていくと、運がよければ中からモリオンが顔を出してくれます。
ロマンチックな出会いとは程遠い”男の仕事！”といった感じでマッチョに採掘する感じですね。
過酷な作業を数日続けても、両手で抱えれるほどの量しか採れない
朝から夕方までせっせと岩石を削り続ける作業を繰り返しても、必ずしもモリオンを発見できるとは限りません。
面倒だからといって重機でいっきに削るわけにもいきません。そんなことしたらモリオンごと粉々に砕いてしまうかもしれませんから。
結局地道な作業を強いられるわけですが、その努力が報われることは稀です。それほど希少性が高いのがチベット産モリオンです。
チベット産モリオンであれば傷があろうと喜んで仕入れます♪
前述のとおり極めて希少性が高いわけですから、手に入れることができるだけでも十分な幸せです。
岩石を削って採るわけですから傷だらけになってしまうのは想像できます。無傷で採掘できたものはどこか特別なところへ流れていくのだと思います。
傷そのものも魅力・個性として受け入れてこそのチベット産モリオンだと思います
当店では仕入れることができるチャンスが訪れたら必ず仕入れるようにしているのですが、どうしても粒ごとの表情はバラバラです。
傷が占める割合や深さなどなど粒によって違うので、ブレスレットに使用するには難易度が高いです。
受け入れれる限界点がありますから、それを超えた傷になるとさすがに使用できません。それが辛いところです。
チベット産モリオンの表情をご覧ください
傷の具合によって3つに分類します。今後kiririではそれぞれの粒で価格に差をつけてブレスレットを制作していきます。
あらためて写真でご紹介します
■全体的に傷があります：仕入れたチベット産モリオンの中で65％ほどはこんな感じです。
■程良い割合で傷があります：30％ほどはこんな感じです。kiririではこちらを基準にしています。
■奇跡的にほぼ無傷です：わずか5％ほど、奇跡的に無傷の粒があったりします
それぞれに魅力があります。傷が多いからといって粗悪なものではなく、過酷な環境で育ち採掘された歴史が刻まれているわけです。
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